キャリアスクールから
はじまった、
SEとしての毎日。
「とにかくやってみる」で拓いた
やりたい仕事への道。
ファストエンジニアリング事業部 システムエンジニア
佐々木 勇介
宮城県仙台市出身。地元仙台で就職し、さまざまな職業を経験し東京へ。東日本大震災の半年ほど後、仙台へUターン。転職のためのスキルを身につけようと通いはじめたキャリアスクールで、そのおもしろさに目覚めSEに。休日には、友人たちとのツーリングやバーベキューを楽しむアウトドア派。
— 震災後に仙台に戻られたということですが、そのきっかけから教えてください。
家族から戻ってきてほしいと言われたことがきっかけです。東京で暮らすことにこだわりがあったわけではなかったので、すぐに戻ってもよかったんですが、前の仕事の引き継ぎなどもあり、結局戻ってきたのは震災から半年後でした。
— 戻られた後、キャリアスクールに通われます。SEになりたいという想いは、通う前からあったんでしょうか?
いえ、まったくありませんでした。それまでの仕事でもプライベートでもパソコンを使うことがほぼなかったので、転職のためMS Officeなど基礎的なスキルを身につけたいと思い通いはじめたんです。
— そうなんですね。そこからSEになるというのは、かなりのステップアップだと思うんですが、経緯や過程について教えてください。
Officeの勉強をしながら、HTMLやCSSを学べるクラスにも通っていたんですが、1年くらい経った頃に「サブ講師をやってみませんか?」と声をかけていただいて、お引き受けすることにしたんです。
— すごい!迷いはなかったですか?
まだまだ初心者ではありましたが、自分で書いたHTMLが表示されたりするのがおもしろかったし、当時28歳くらいで、「そろそろやりたいことを見つけないと」という焦りのようなものもあって、思い切ってサブ講師をやってみることにしたんです。
— なるほど。
そうしたら、講師陣の中に当社代表の中嶋がいて。「求人あるよ」と声をかけてもらって、合併前のSunnydayに入社したんです。
— すごいですね。「運がいい」という見方をする人もいるかもしれませんが、初めてのことに挑戦し続けたからこその結果だと思います。
仕事を探す上で、「なんとなくでも興味があることは、とにかくやってみる」ということは、確かに意識していました。私みたいに他業種からの転職の場合、特にそういう意識が大事になってくるんだなと身をもって感じました。もちろん、運がよかった部分もありますけどね。
発信し、刺激し合うことが、
ナナイロの原動力。
— 入社から今まで、どんなお仕事をされてきましたか?
入社後半年くらいは、プログラミングの研修を受けていました。サブ講師をやってはいましたが、バックエンドの知識はほとんどなかったので。その後、チャットのシステムや、クレーム管理や商品管理システムの開発に携わり、現在はC#でPOSのシステム開発を担当しています。
— 入社して4年ほどとのことですが、実際やってみてSEの仕事はいかがですか?
おもしろいですね。細かい仕様を一つひとつプログラムに起こして、きちんと仕様通りに動いたときの達成感は本当に大きくて、やりがいを持って働くことができています。
— 今まででのお仕事で、1番印象的だった出来事について教えてください。
チャットのシステムのトラブルシューティングの経験ですね。納品した後に、起動後すぐに動かなくなるトラブルが多発してしまって。もちろんすぐに修正対応に動いたんですが、こっちを直せばあっちが動かない、みたいなことの繰り返しになってしまい、1ヶ月間ほぼ休みなく対応しました。
— 大変でしたね。
担当していたのが私1人だったので、正直大変でした。ただ、あのピンチを乗り切れたことは仕事のやり方の改善や自信にもつながっていて、とてもいい経験だったなと思います。嫌な顔せず技術的な相談に乗ってくれた上司にも、とても感謝しています。
— それは心強いですね。手を動かすのが自分1人だとしても、相談できるのとできないのとでは、精神的に違いますよね。
部署に関係なくいろいろ相談しやすい雰囲気があるのは、ナナイロの特徴であり、とてもいいところだなと思います。やっぱり「このことは、あの人に聞け」みたいなのがあるので、相談しちゃった方が話も早いですしね。
— 社内勉強会みたいなことも、やられていたりするんですか?
これは事業部内での話になりますが、木曜会という勉強会を週1でやっています。そのとき気になっていることを調べて発表し合う会なんですが、とても刺激になっています。全社的に見ても、自分からいろんな情報を発信している方が多く、そうやって刺激し合うことが会社の力になっているなと感じますね。
— 交流が活発なのはいいですね。オフでも、社内のメンバーと活動することはありますか?
いくつか社内サークルがあって、終業後などに自由な雰囲気で楽しんでいますね。私はダーツ部に入っていて、月1くらいで活動しているんですが、他にはドローン部、ラーメン部、ヨガ部などもありますよ。
— お休みの日は何をされてますか?
地元の友だちと過ごすことが多いですね。あたたかい時期は、5人くらいで集まって毎週のように集まってバーベキューをしています。あとは、バイク仲間とツーリングに出かけることもありますね。
— 最後に、今後の展望について教えてください。
今1番興味がある、IoTの案件をやってみたいです。前に、花壇で気温などを定期的に計測し記録していくシステムの開発に携わったことがあって、プログラムで物を動かすのがすごくおもしろいなと思ったんです。その発展形で、土の中の水分量を計測して自動で水やりをするシステムの開発が他チームで進んでいたりとか、社内的にも動きがあるので、日々情報収集をして、週末も家にいるときは技術書読んだりして、いつ声がかかってもいいようにこっそり備えています。