SEと母。
2足のわらじで全力疾走の
幸せな毎日。
書いたものが動く!
プログラミングに魅せられて。
ウェブソリューション事業部 システムエンジニア
菊地 綾夏
宮城県岩沼市出身。東北福祉大学情報福祉学科卒業後、地元のソフトウエア会社に入社。主にクライアントの社内webシステムの開発を担当。6年ほど勤務した後、株式会社Sunnydayに入社しwebサイトの開発に従事する。合併を経て現職。1児の母として、朝5時半から全力で駆け抜ける毎日を送りながら、SEとしてのキャリアを積む。たまの家族3人での小旅行、上司の楽団での打楽器演奏、犬との戯れが喜び。
— 情報福祉学科って、あまり聞かない学科ですね。どんなことを勉強されてきたんですか?
今は統合でなくなってしまったんですが、情報技術を使って福祉分野に貢献する、ということを目指している学科でした。プログラミングなど情報工学と福祉と、両方を学びました。
— プログラミングを学びつつ、福祉施設で実習もする、ということですか?
そうですね。プログラミングの演習も、福祉施設の入居者管理システムをつくったりとか、関連する課題で行うことがありましたね。
— そもそも、どうして情報福祉学科に進まれたんですか?
どちらにも興味があったんです。情報分野への興味はパソコン好きの父親の影響で、福祉分野への興味は中学校時代に職場訪問で福祉施設に行った経験が根底にあります。
— 就職先としては、やはり2つに分かれるんでしょうか?
福祉分野に特化したソフトウエアやシステムの会社というのはかなり稀なので、多くの人はどちらかの業界に就職していたと思います。
— どちらに進むか、悩まれました?
どちらもしっかり学ぶことができる環境だったので、本当にギリギリまで悩みました。情報系と福祉系、2つのゼミに所属していたので、一方の先生を裏切ることになっちゃうな、とか心配したりして。
— 大学生らしい、かわいい悩みですね(笑)。情報分野に進んだ決め手は、なんだったんでしょう?
自分で書いたプログラムが動くのが、やっぱりおもしろかったんです。工夫をして作った部分を評価してもらえることに、やりがいも感じていましたし。
— 新卒で入られた会社では、どんなお仕事をされていたんですか?
お客さまが社内で使うwebシステムの開発が多かったですね。業務で社員さんだけが使う、クローズドなシステムですね。
— 6年ほど勤めて退職されています。何がきっかけだったんでしょう?
結婚がきっかけでした。社内結婚だったんですが、夫が同じ職場で働き続けるのは気まずいというので、私が辞めることにしたんです。
— じゃあ、仕事自体は楽しくやられていたということですね。
はい。なので、同じ業界で仕事を探し、1ヶ月半後に再就職しました。
— 合併前のSunnydayに入られたわけですね。
そうです。ただ、そのときの募集がPRO&BSC(後にSunnydayと合併しナナイロに)での常駐案件だったので、Sunnydayには入社したんですが、仕事はほぼPRO&BSCの事務所でしていましたね。
— 一足先に合併を経験していた感じですね。
ですね。なので、合併後もむしろSunnydayの社員が同じフロアにいることにびっくり、みたいな感じです。
お客さまとのコミュニケーションで、
的確にニーズに応える開発を。
— 転職後は、どのような仕事をされてきましたか?
SEとして、PHPを使ったwebの開発をメインに担当してきました。
— お客さまと直接やりとりするような機会もありますか?
先輩と一緒にお客さまを訪問する機会も多少あったんですが、出産で産休育休を取得し、つい最近まで時短勤務だったので、しばらくそういう機会はありませんね。
— そうなんですね。子育てをしながらだと、大変ですね。
なかなかハードですが、産休育休や時短勤務、在宅勤務など、充実した福利厚生制度や柔軟な勤務形態があるおかげで、なんとか仕事と両立できています。本当にありがたいことですよね。
— 時短勤務というのは、どれくらい勤務時間が短くなるんでしょう?
出社が30分遅く、退社が1時間早くなるので、勤務は1時間半短くなります。子どもが3歳になってから時短勤務が解消になったんですが、その後も残業をしないで帰らせていただいています。
— 在宅勤務をされることもあるんですか?
子どもが感染症にかかって保育園に預けられなくなったことがあって、1ヶ月間在宅勤務させていただいたことがあります。
— 感染症だと、元気になったように見えても、外には出られないですもんね。
そうなんです。義両親と同居してはいるんですけど、さすがに任せっきりにもできなかったので、在宅勤務できたおかげでお客さまにもチームのメンバーにも大きな迷惑をかけずに済みました。
— 時短勤務も解消になったということで、そろそろバリバリ働きたい、という気持ちも出てきた頃ではないですか?
そうですね。どうしても家のこともあるので、働く時間を伸ばすのは難しそうですが、お客さまと直接やりとりしながらできる仕事には携わりたいですね。
— SEの方って、お客さまと話すのが得意じゃない方もいるイメージでしたが、苦手意識はないんですね。
最初はあまり得意じゃなかったんですが、やっぱり直接声を聞くことがやりがいになるし、細かな要望もきちんと汲み取ることにもつながるので開発もしやすいですよね。
— 今のお仕事は、お客さまと直接の案件が多いんですか?
間にデザインを担当する会社が入ったりすることも、結構ありますね。
— ステークホルダーが増えると、大変なこともありますね。
そうですね。とはいえ、仕様やスケジュールなど、約束は守らないといけないので、チーム内でしっかりとコミュニケーションをとり、予測できるトラブルには事前準備をするなど、先回りをすることを心がけています。
— 最後に、今後の展望についてお話しください。
1番は、お客さまと直接やりとりをしながら仕事をしていきたいということ。そのためにも、育児や家事との両立をもっとしっかりやっていきたいなと思っています。あとは、合併して事業部も増えたので、他の事業部と連携したプロジェクトもやってみたいですね。犬が好きなので、個人的にはペット事業関連の仕事にすごく興味がありますね。